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ツースコンプレッサ

容積式コンプレッサ コンプレッサタイプ エアコンプレッサ 圧縮空気Wiki

空気の圧縮方法にはダイナミック圧縮と容積圧縮の2種類があります。ここでは、容積圧縮について述べます。容積式コンプレッサに分類されるコンプレッサタイプは数多くあります。その1つがツースコンプレッサです。

ツースコンプレッサとは

ツースコンプレッサ

ツースコンプレッサの圧縮エレメントは、圧縮チャンバ内で反対方向に回転する2つのロータで構成されます。圧縮プロセスは、吸入、圧縮、放出からなります。吸入段階では、ロータが吸入口をブロックするまで空気が圧縮室に引き込まれます。圧縮段階では、引き込まれた空気が圧縮室内で圧縮され、ロータが回転するため体積が小さくなります。圧縮中は吐出口がロータの1つによりブロックされる一方、吸入口は開いて圧縮室の反対側のセクションに新しい空気が引き込まれます。

ロータの1つが放出経路を開き、圧縮空気が圧縮室から強制的に押し出されるときに放出が行われます。両方のロータは、1組のギアホイールによって同期しています。オイルフリーツースコンプレッサを使用して達成できる最大圧力比は、吸入と放出間での温度差に限度があることにより制限されます。その結果、圧力を高めるには、複数の段を設けて、段間で冷却することが必要です。

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