製品シリーズ
オイルフリーロータリローブブロワZL(VSD)
最低限の設備コストで工程の稼働時間を延長
主な技術仕様
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- メリット
- 仕様
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説明
ローブブロワの動作方法
ローブブロワは容積式ブロワ(PDブロワ)の一種であり、一般的に信頼性に優れていることで知られています。
ローブブロワは設計がシンプルなため、初期設備投資費用やメンテナンスコストの面においてコスト競争力に優れたソリューションです。入口フィルタ内蔵サイレンサから機器に空気が入ると、作動プロセスが始まります。入口フィルタ内蔵サイレンサが環境への空気の逆流や振動を防ぎ、スムーズな運転を実現します。また、ストレートカットされたタイミングギヤが軸方向の力を除去し、運転時の故障を防ぎます。
さらに、空気が通過する出口サイレンサは騒音を低減し、自動ベルトテンションシステムはモータからエレメントへ動力を伝達するベルトを常にプーリにしっかりと保持します。当社のローブブロワユニットは、ステンレス製コンペンセータにより、既存の配管ネットワークに簡単に接続することができます。
メリット
ZL(VSD)ロータリローブブロワ技術の利点
シンプルで信頼性の高い設計のトリローブ技術は、保守が簡単で設備投資費用を低く抑えることができるため、廃水処理や空圧搬送システムなどのさまざまな産業プロセス用途で20年以上にわたって利用されてきました。
周囲温度が高い環境や高地での運転も、ZLロータリローブブロワにとって問題ではありません。冷却システムと内蔵の安全/スタートアップ弁により、ブロワが寿命を迎えるまで低い故障率で稼働させることができます。
周波数変換器が未装備の機器が始動する際には、ギヤ、ベアリング、その他主要部品に相当な力がかかることがありますが、当社のスタートアップ弁の働きで、毎回穏やかに始動できます。そのため、断続的な運転時の信頼性が向上します。規則的な始動と停止は、ZLローブブロワにとって何の問題にもなりません。
アトラスコプコの最新ZLロータリローブブロワは、最大限の使いやすさと最小限の設置面積を兼ね備えるよう設計されています。最新世代のロータリローブブロワは設置面積が30%削減された、市場で最もコンパクトなローブブロワです。
オプションの屋外用キャノピにより、お使いの設備に近接した屋外にローブブロワ機器を設置することが可能です。