ターボ式コンプレッサの調整
23 2月, 2022
圧縮空気を扱う方法は様々で、これらのプロセスで使用するツールにも多様なものがあります。ダイナミックコンプレッサのエアフローの調整について詳細をご覧ください。
前述のように、コンプレッサのタイプ、許容される圧力変動、空気消費量変動、許容されるエネルギー損失に応じて様々なフロー調整方法があります。エネルギー消費は圧縮空気のライフサイクルコスト全体の約80%を占めます。つまり、調整システムの慎重な選択が必要だということです。その理由は主にコンプレッサのタイプやメーカーによって性能が大きく違うことにあります。
理想的なシナリオでは、たとえばギヤボックスの伝達比を慎重に選択することにより(加工の用途でよく用いられる)、コンプレッサの全生産能力を空気消費量と正確に一致させることができます。多くの用途で使用されている自動調整方式では、圧力が上昇すると流量が増え、結果的にシステムが安定します。例として、空気コンベヤシステム、防氷装置、冷却システムなどがあります。ただし、大半の用途では流量の調整が必要で、通常はコンプレッサに内蔵された調整装置が使用されます。
調整システムには主に2つのグループがあります。
継続的な流量調整では、圧力の変動に応じてドライブモータや入口バルブを継続的に調整します。その結果、通常は圧力の変動が小さくなります(0.1~0.5 bar)。変動幅は、調整システムの増幅と調整スピードによって異なります。
負荷/無負荷の調整は最も一般的な調整方法で、2つの限度値の間で圧力のやや大きな変動が許容される場合に使用します。この方法では、圧力が高いときに流量を完全に止め(無負荷)、圧力が下限まで下がったときに流量を再開します(負荷)。圧力の変動は期間内に許容される負荷/無負荷サイクルの数に左右されますが、通常は0.3~1 barの範囲に収まります。
23 2月, 2022
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