プロセス冷却と動力回収のためのエキスパンダコンプレッサ
アトラスコプコガスアンドプロセス部門のエキスパンダコンプレッサは、エキスパンダとコンプレッサの機能が1台に統合された効率、堅牢性、信頼性に優れたパッケージです。お客様の用途に応じて仕様をカスタマイズできるため、長いサービス期間にわたって高い生産性を発揮し、プロセスを完全に制御できます
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説明
エキスパンダコンプレッサの技術的説明
コンプレッサ駆動式エキスパンダでは、エキスパンダは共通シャフトを通じて、1段圧縮遠心式コンプレッサにより駆動します。これは、幅広い用途に動力を供給する設計です。さらにターボエキスパンダは、付属のサポートシステムによりスキッドに搭載されているため、輸送が容易で、設置にかかる時間とコストが削減されます。入口圧力最大200 bar(a)、定格出力最大23 MWにより、シングルシャフトターボエキスパンダはすべての産業用ガスと炭化水素ガス混合物(凝縮流も含む)に対応します。可変インレットガイドベーン(IGV)により、お客様のプロセス条件が元の設計点を大幅に超えて変化しても、最適な流量を保証します。
ECOTSおよびECOTS-M - 標準エキスパンダ
カスタマイズ設計のエキスパンダコンプレッサ以外にも、アトラスコプコのガスアンドプロセス部門は標準エキスパンダコンプレッサ(ECOTS)もご用意しています。標準エキスパンダは、カスタム設計製品と同等の信頼性と効率を実現し、ハウジング、取付金具、フレームサイズなどのコンポーネントもすぐに入手いただけます。オイルベアリング(ECOTS)と磁気ベアリング(ECOTS-M)の構成をご用意しており、カスタム設計の空気力学コンポーネントにより効率を損なうことなく、最大40%まで納期を短縮できます。
汎用エキスパンダコンプレッサソリューション
現在に至るまで世界中のお客様に、最も厳しい環境でも稼働する堅牢なエキスパンダコンプレッサソリューションを約1千台お届けしてきました。当社の多用途なエキスパンダコンプレッサは、たとえば次のような炭化水素用途で、お客様のプロセスの中核を担っています。
- 液化石油ガス(LPG)の回収
- 液化天然ガス(NGL)
- 露点制御(DPC)
- 液化天然ガス(LNG)
- 窒素の廃棄
化学/石油化学用途には次のようなものがあります。
- エチレン/オレフィンの回収
- アンモニアの浄化
- 一酸化炭素の浄化
- プロパンの脱水素化
- 水素の回収
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事業状況概要
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