酸素発生装置
OGV+ VPSA酸素発生装置
100 kg/hを超える酸素需要に対応するOGV+ VPSA酸素発生装置
- 説明
- 産業
- メリット
- VSA、VPSAおよびPSA
- 仕様
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説明
OGV+ VPSA産業用酸素発生装置
OGV+VSA産業用酸素発生装置は、100%オイルフリー技術で、乾燥層が内蔵されており、可変流量ブロワと抽出器によりターンダウン比が大きく、最大限の省エネが可能です。
OGV+ VPSA産業用酸素発生装置はどのように機能しますか?
アトラスコプコのOGV+ VPSA酸素発生装置は、2つの吸着カラムを並列に配置し、自動制御バルブで切り替えられるバッチシーケンスで構成されています。各カラムには、水分とCO2を除去する乾燥層と、空気から窒素を分離して必要な成分酸素を残すゼオライトタイプの吸着層があります。
このVPSAプロセスで、空気は、ブロワを介して1つの吸着カラムに送られ、空気中に存在する酸素を窒素から分離します。このカラム内のゼオライトが捕捉した窒素で飽和すると、吸着サイクルが自動的に他のタワーに切り替わり、新たに再生された層からの吸着が開始され、酸素ガスの連続した安定供給が可能になります。
同時に、最初の「飽和」タワーは、吸着材料から水分と窒素を抽出する抽出ポンプによって再生され、再利用可能な状態になります。
産業
メリット
メリット
VSA、VPSAおよびPSA
VSA、VPSA、PSAの違いについて
酸素VSA(真空スイング吸着)、酸素VPSA(真空圧力スイング吸着)、酸素PSA(圧力スイング吸着)は、空気中の他の気体から酸素を分離するために使用されるプロセスです。これらのプロセスは通常、自動制御されたバルブによってバッチシーケンスで切り替えられる並列した2つの吸着カラムから構成されています。各カラムには、空気から窒素を分離して必要な成分酸素を残すゼオライトタイプの吸着層があります。
VSAおよびVPSA技術では、ブロワを使用して酸素発生装置に空気を供給し、酸素を生成します。ただし、VSAとVPSAで大きな違いがあります。VSAでは、ブロワの標準吐出圧力は最大200~300 mBar(3~4 psi)です。VPSAの場合、ブロワの標準吐出圧力は300~1000 mBar(4~15 psi)です。その結果、VPSA技術は、より高い酸素圧を供給できることになります。
捕捉した窒素分子を除去するために、VSAおよびVPSAの両技術は、再生と呼ばれるプロセスステップで、真空ポンプを使用して捕捉した窒素を除去します。どちらの技術でも、真空圧力レベルは同じです。
したがって、酸素VSAと酸素VPSAの主な違いは、VSAはより低いブロワ圧力で動作し、VPSAはより高いブロワ圧力で動作することです。また、VSAは一般的に低純度の用途に使用されますが、VPSAは高純度の酸素を生成できます。
ではPSAとは何でしょうか?PSAはVPSAに似ていますが、真空ポンプがなく簡素化されたものです。ブロワの代わりにコンプレッサを使用して、約7 Bar(100 psi)の供給空気をゼオライト層に送ります。PSA内のゼオライト層が捕捉した窒素で飽和すると、圧力は大気圧まで下がり、窒素が真空ポンプの助けを借りずに自動的に脱着し、純粋な酸素が残ります。ブロワの代わりにコンプレッサを使用するため、標準酸素吐出圧力は3.5 Bar(50 psi)です。
仕様
技術仕様
Model | Flow at 93% oxygen level | Dimensions CM-In | Weight | ||||||
Nm3/h | scfm | kg/h | tons/day | W | D | H | kg | lbs | |
OGV80+ | 80 | 47 | 105 | 2.5 | 2477-975 | 2989-1177 | 3609-1421 | 4086 | 9008 |
OGV105+ | 105 | 62 | 138 | 3.3 | 2523-993 | 3042-1198 | 3609-1421 | 4710 | 10383 |
OGV160+ | 160 | 94 | 210 | 5 | 2714-1068 | 3233-1273 | 3770-1484 | 6432 | 14290 |
OGV270+ | 270 | 159 | 355 | 8.5 | 3578-1409 | 3899-1535 | 4037-1589 | 10140 | 22354 |
OGV400+ | 400 | 235 | 525 | 12.6 | 3891-1532 | 4260-1677 | 4227-1664 | 14090 | 31063 |