Severn Trent社、水処理プラント6か所にアトラスコプコの信頼性の高いオイルフリースクリュブロワを設置
Severn Trent Water社は、英国内6か所の水処理プラントに設置するために、信頼性が高くエネルギー効率に優れたアトラスコプコのZSオイルフリーロータリスクリュブロワを選択しました。これは、砂の除去作業に低圧空気を必要とするRGF(Rapid Gravity Filters)処理設備のアップグレードを含む、大規模なインフラ改修プログラムの一部です。
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DerbyshireのLittle Eaton水処理工場には、プロジェクトの最終段階でZSブロワが設置され、市の北西地域の成長を続ける地域社会に安全で清浄な飲用水を供給しています。長い間に、現場のRGFプロセスには運用効率改善のための大幅なオーバーホールと、既存のブロワ装置の交換が必要であることが明らかになっていたのです。
飲用水RGF(Rapid Gravity Filtration)へのロータリスクリュブロワの使用
ZSロータリスクリュブロワは、飲用水処理における汚染リスクをどのように低減するのですか?
ZSブロワユニットは、単純な内部原理に基づいて完全に統合されたパッケージで構成されています。精密なタイミングギアにより、2個のインターメッシュドライスクリュエレメント間の微小なクリアランスが維持され、両者は決して接触しません。圧縮スペースの潤滑は不要で、特殊シールによってロータベアリングオイルの圧縮チャンバへの侵入が防止されています。吸入気はロータとハウジングの間で圧縮され、100%オイルフリーで脈動のないエアが、工程の必要性に応じて最大3325 m3hの吐出率で供給さます。
ZSロータリスクリュブロワは、既存の制御システムに対応します
ZSロータリスクリュブロワは、通常はVSDコントロールを内蔵した状態で納入しています。しかし、Little Eatonの新しいブロワは、プラント独自の既存のインバータ制御システムにリンクされた可変速ユニットとして納入されました。MWHプロジェクトマネジャーのケヴィン・スミス氏は、問題なく進行した設置について次のようにコメントしています。
アトラスコプコの販売代理店Cooper Freer社は、設計段階から極めて積極的な取り組みを見せ、このプロジェクトの初期段階でかなりの数の変更に対応してくれました。ブロワは予定通りに到着し、高台にある現場に設置されました。Cooper Freer社は、設計や設置に伴うあらゆる問題の討議にいつでも準備ができており、建設段階では極めて高い安全意識を持っていたため、プロジェクトは大きな成功を収めました。
Severn Trent Water社のLittle Eaton改修工事プロジェクトマネジャー、スティーブン・ジェームズ氏は、清浄な飲用水の供給を保証するためにZSブロワがもつ重要性を次のように強調しています。
ブロワは、フィルタの除去プロセスにおけるスムーズな流れを可能にするだけでなく、100%オイルフリーの空気を供給して、飲用水の汚染リスクを減らすという安心感も提供します。
Severn Trent Water社はAMP6フレームワークの設計・建設請負業者の1社としてMWHを選択しました。MWHはSevern Trent Water社内のスタッフと協力して運用を管理し、AMP6全体で作業プログラムの提供をサポートしますが、これは2020年3月まで運用されます。Cooper Freer社は、Little Waton以外にもSevern Trent Water社のWorcester処理プラントの既存のローブブロワ技術をすべて置き換えるために、アトラスコプコの90 kW ZS可変速ブロワ4台を設置しています。