Siyaram Silk Mills Ltdが省エネとCO2排出削減を実現
Siyaram Silk Mills Limitedは、マハラシュトラ県タラプールにある工場にアトラスコプコのモジュール式圧縮空気配管システムAIRnetを導入しました。AIRnetは、コンプレッサから出される高品質のエアを必要箇所に送り、年間56,000 kWhもの電力を節約しています。1978年に設立されたSiyaram社は、糸、家具、衣料品を製造する、市場をリードするメーカーです。同社の工場では、繊維製造に最新の機器を導入しています。
AIRnet:簡単な設置、効率的な運転
AIRnetは簡単かつ短時間で設置でき、溶接、接着、圧着は不要です。耐食性の高い陽極酸化アルミニウム管を材質とするモジュールシステムを採用しているため、耐久性が高く、自動位置合わせができるOリングが付いた気密性の高いポリマーフィッティングにより、空気漏れの心配もありません。
摩擦係数の低いアルミニウム素材と継ぎ目のない接続により、圧力低下を最小限に抑えられます。内径も大きめに設計されており、高い効率が達成されました。業界基準に準じて、AIRnet管は青(圧縮空気用)または緑(窒素ガス)に塗装されているので、配管の識別も簡単です。
年間56,000 kWhの電力を節約
Siyaram社はAIRnet配管システムを250kWのオイルフリーエアコンプレッサZT250に接続することで、圧力を0.2bar軽減して、時間あたり3.5kWの電力を節約しています。
コンプレッサは年間およそ8,000時間稼働するため、電力消費の年間節約量は56,000kWh近くにもなります。これにより、CO2排出量を年間で54トン削減しています。10年以上継続しているため、2,400本の木を植えたことに相当します。
当社とアトラスコプコとの関係は20年以上前に遡ります。アトラスコプコは品質の高いサプライヤーで、信頼しています。サービスに優れ、他のサプライヤーをはるかに引き離しており、電話一本するだけで対応してくれます。今後拡張することがあれば、間違いなくアトラスコプコのAIRnetシステムを採用します。