飼料メーカー A社 様
コンプレッサーシステムの老朽化。配管の見直しで効率化と省エネを実現したソリューションとは?
導入事例:配管AIRnet、エア漏れ点検 AIRLeak診断
八戸の飼料製造のお客様は、他社製品の37kW 1台、22kW7台と、7.5kW1台のコンプレッサーをお使いでしたが、2010年、2011年製の古いコンプレッサーでした。省エネの観点から、コンプレッサーと配管の見直しを検討されました。
お客様の課題
長年にわたり稼働していた同社のコンプレッサーシステムは、古くなり効率が低下していました。さらに、工場内の配管が複雑化し、エア漏れが発生することによってエネルギーの無駄が生じていました。このため、コンプレッサーの更新と配管の見直しを検討しました。
アトラスコプコのソリューション
複雑な配管のルートを見直し、200メートルのアトラスコプコの配管システムエアネットを設置し、エア供給の効率を向上させました。
これにより、現在お使いの7.5kW 他社製コンプレッサー1台分のエアが不要となり、稼働を停止しました。
24時間365日の稼働体制でも安定したエア供給を維持しています。
結果
- エネルギーコストの削減:圧力設定を0.7メガパスカルから0.64〜0.63メガ パスカルに低減することができ、エネルギーコストを約4%削減しまし た。
- 設備の効率化:複雑化した配管ルートを見直し、エア供給の効率化を図る ことで、さらなるコスト削減と効率化を実現しました。
- AIRLeak点検によるエア漏れの削減:配管や空圧機器からのエア漏れを特 定し、計8か所、年間約71万円相当の電力損失を発見しました。
お客様の声
エアネットを導入することで、エネルギーコストの削減と効率的なエア供給を実現できました。これにより、小型の古いコンプレッサーを停止させ、設備全体のパフォーマンスを向上させることができ、エアネットの効果を実感しています。