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極低温の環境で採鉱企業Sydvaranger社に最高の信頼性を提供するコンプレッサ

サービス ブロワパージ吸着式ドライヤ オイルフリーコンプレッサ 給油式コンプレッサ 鉱業

ノルウェーの辺境の地であるSydvaranger鉄鉱山の冬期気温は–35℃まで下がります。この鉱山を稼働し続けるには、アトラスコプコのエアドライヤ、給油式ロータリスクリュコンプレッサ、オイルフリーコンプレッサが不可欠です。Sydvaranger社は、信頼性、ライフサイクルコスト、エネルギー効率という3つの重要項目を考慮した結果アトラスコプコをサプライヤーとして選びました。

Sydvaranger鉄鉱山は、ノルウェー最北東部、北極圏内に約400 km入った場所にあります。同鉱山の上級採掘顧問のエイナル・ベルグ氏は、気候条件がいかに大きな問題であるかを説明しています。「夏は日射しがあり、暖かいのですが、冬には気温が–35℃まで下がることがあります」

BD乾燥剤式エアドライヤは極低温環境に対応できる信頼性の高い製品です

Sydvaranger GA 110

極端な温度条件には非常に高い信頼性が必要です。そのため、この鉱山に採用されたのは、アトラスコプコのエアドライヤ給油式ロータリスクリュコンプレッサオイルフリーコンプレッサでした。
「Sydvaranger Gruve社が同社プラント用に選択したBDドライヤは、露点-40℃以下のクリーンで乾燥した空気供給を保証します」と話すのは、アトラスコプコのコンプレッサ事業スカンジナビア地域マネジャーのミヨルド・ハンセン氏です。「圧縮空気は生産工程の中核です。空気が凍結すると、生産が止まってしまいます

品質とエネルギー効率への投資

Sydvaranger mining

同鉱山のメンテナンスマネジャー、アルンフィン・メンティヤルヴィ氏は、「信頼性、ライフサイクルコスト、エネルギー効率という3つの重要項目を考慮した結果アトラスコプコの装置を選定したと語っています。
「製品価格と総コストのどちらを重視するかが問題となりますが、当社は品質を重視することに決めました。当社には鉱山でのこれまでの生産から得た経験があり、アトラスコプコの装置は信頼性が高く、スペアパーツもすぐに入手できることを知っていました」と、メンティヤルヴィ氏は語っています。
採掘業界においては、エネルギー効率もその重要性を増してきています。「電気は無尽蔵に使えるわけではありません。そのためエネルギー効率の高い機器を使用することをさらに重視する必要があります」
Sydvaranger Gruve社においては、コンプレッサがエネルギーを最も消費するというわけではありませんが、生産性向上の一番の近道は運転コストを最小限に抑えることです。

圧力損失が少ないことと、露点に応じて切り替えができるダイナミックコンントロールは欠かせない条件でした。アトラスコプコの周波数制御オイルフリーコンプレッサZR400VSDは圧力を正確に制御できるため、最大35%の省エネを実現するのも珍しいことではありません。

Arnfinn Mentyjærvi , Sydvaranger社のメンテナンスマネジャー

24時間対応のサービス契約

Sydvaranger Gruve社は、アトラスコプコと24時間対応のサービス契約を結び、現場に20名のスタッフが常駐して、掘削装置のメンテナンスやサービス、修理を行っています。エイナル・ベルグ氏は、このシステムがうまく機能していると言います。「私たちは毎日ミーティングを行い、生産に合わせたメンテナンスを計画、調整しています。おかげで非常に柔軟なサービスを受けることができ、問題はほとんど起きていません