Tensor ICBはTensor IxBツールシリーズの1つであり、アトラスコプコ初となる内蔵コントローラ型のバッテリツールです。さまざまな革新的設計により、お客様のスマートファクトリー推進をサポートします。
「開発チームとして、私たちはこの受賞を大変嬉しく、誇りに思っています。私たちの仕事が高いレベルで外部から証明されたり評価されたりするのは素晴らしいことです。デザイン業界では有名なレッド・ドット・デザイン賞に認められ、アトラスコプコが産業デザイン、インタラクションデザイン、人的要素の知見を高めることは重要だと感じています」。Tensor ICBデザインチームのインタラクションデザインスペシャリスト、クレイトン・クックはこう語っています。
Tensor ICBには、各種のツールアクセサリが付属しています。これらは将来的なスマートファクトリーの実現、技術革新による価値の創出、工場作業者のサポートに貢献します。
設計のプロセスでは、常に作業者がどう感じるかが重要視されます。私はデザイナーとして、作業者の日常業務を改善する方法を考えています。
エルゴノミクスを第一に
Tensor ICBデザインチームのエルゴノミクススペシャリスト、フリダ・グラフは、新しいツールを設計する際に最も重視するべきなのはツールの使用者であると確信しています。
「当社のすべてのプロジェクトは、ツールを扱う作業者を重要視しています。私たちはお客様を訪問し、業務を行う作業者を観察することで、作業姿勢、騒音レベル、タクトタイム*に関するあらゆることを分析します。そのデータを研究室に持ち帰って作業環境のシミュレーションを行い、狭い場所などで作業を行うことがどのようなものかを確認しています」と、フリダ・グラフは語っています。
*タクトタイム:連続する2つの製品間の作業間隔
- 狭い場所にある部品に簡単にアクセス
- 工場作業者に対する人間工学特性の改善
- 重要な締付作業の結果を改善
- 狭い場所にある部品に簡単にアクセス
- 工場作業者に対する人間工学特性の改善
- 重要な締付作業の結果を改善
当社の最新型Tensor IxBプラットフォームはお客様の製造におけるインダストリー4.0の実現に貢献します
アトラスコプコは、Smart Connected Assemblyコンセプトを進化させ続けています。Tensor IxBシリーズは、アトラスコプコ初となる内蔵コントローラ型のバッテリツールです。さまざまな革新的設計により、お客様のスマートファクトリー推進をサポートします。ケーブルツールと同等のパワフルな性能を誇る、高速、軽量、コンパクトなツールです。
ICB-A 21は、高品質な機能性やパフォーマンスだけでなく、快適な操作性が特徴です。
スマートコネクテッドアセンブリ
アトラスコプコは2017年に初めて、インダストリー4.0およびスマートファクトリーに準拠するSmart Connected Assemblyコンセプトを発表しました。スマートツールとソリューションが連続的にデータを収集することで価値を生み出し、お客様の生産性を向上するというアトラスコプコのコンセプトは、業界の専門家やメディアから大きな関心を集めています。Tensor IxBプラットフォームはデジタル変革の流れに沿うものであり、自動車産業や航空宇宙産業など、製造業の複数の分野ですでに成功を収めています。
レッド・ドット・デザイン賞
1955年以来、ドイツのDesign Zentrum Nordrhein Westfalenは世界中の優れた製品デザインに対して、「レッド・ドット・デザイン賞」賞を授与してきました。レッド・ドット・デザイン賞は、世界最大級のデザイン賞として名高く、アトラスコプコは過去にも複数の製品に対して受賞しています。2020年には当社初のバッテリドリルEBB26に対してレッド・ドット・デザイン賞が授与されました。