エア復帰式テンショナーの必要性
スプリング復帰式テンショナーを使用しているお客様から、時間の経過とともにばねの張力が失われ、最終的には手動で戻す必要があるとの声が多く寄せられていました。こうした不具合は時間の経過とともに悪化し、最終的には手動のピストン復帰式テンショナーと同様、多くの労力が必要とされます。当社はこうしたお客様の声に耳を傾け、Airbac特許技術を開発しました。
Airbacテンショナーの特徴
- ハンズフリーの完全なピストン復帰
- スプリング復帰式よりも最大3.5倍速い復帰動作
- 毎充填ごとに、同じ復帰力を実現
- スプリングの消耗・破損による作業の中断なし
- 耐腐食性に優れた無電解ニッケルめっき仕様。
- わずか6個のロードセルで、¾~4インチのボルトサイズに対応。
- すべての標準O&Gフランジ用途に対応。
作業時の労力を軽減
従来のテンショナーは、ピストンを手動で戻す必要があり、テンショナー内のオイルとオイルシールの摩擦に対してボルトのインサートを回転させる必要があったため、長期的に作業することで体を痛める可能性がありました。一般的にテニス肘とも呼ばれる蓄積外傷疾患(CTD)です。すばやく安全なハンズフリーのテンショニングにより、疲労、負傷のリスク、長期的な健康への懸念を軽減し、作業者に安心をもたらします。ご承知のとおり、安全を最優先させるのは当然のことであり、些細なことでも改善が必要です。
より速く作業する
アトラスコプコの革新的なAirbacテンショナーは、最も迅速かつ安全にボルトテンショニングを行える製品の1つです。作業時間を短縮し、作業者の負担を軽減します。独自の設計により、従来のスプリング復帰式テンショナーと比較して、メンテナンスの頻度も減少します。