最大限の生産性を実現するための定期メンテナンス
定期的なメンテナンスは、機械を安全に効率的に使用し続けるための基本的要件です。メンテナンス方法に従って実施してください。
- 圧縮空気用ホースおよびカップリングに損傷がないか確認します。
- ブレーカが、アトラスコプコのブレーカ・ハンマ用Air-Oilで適切に潤滑されているか確認します。内臓式ルブリケータ装備のブレーカの場合は、毎日充填する必要があります。毎朝、作業開始時に充填するようにすると良いでしょう。
- オイルプラグが締まっていることを定期的に確認します。
- オイルプラグのO-リングに損傷がなく、しっかり締まっていることを確認します。
- ツールリテーナが閉じた状態でツールを外向きに引っ張り、ツールリテーナが正常に機能しているか確認します。ブレーカからツールが外れないことを確認します。
- ツールチャックの磨耗度合いを専用のチャックゲージで点検します。あそびが大きすぎると、振動が多くなります。摩耗の進んだチャックはすぐに交換します。
- 振動軽減ハンドル付きのブレーカの場合、以下の方法で機能を確認します。
- ハンドルが上下方向に自在に動くか確認します
- ハンドルの前後方向のあそびが大きすぎないか確認します
- スプリング搭載ハンドルのスプリングの状態を確認し、損傷している場合は交換します。
定期メンテナンス
約150打撃時間ごと、または年に2回、機械を分解し、すべての部品を清掃しチェックしてください。この作業は、訓練を受け認定されたスタッフが実施してください。