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アトラスコプコがドイツの新型コロナウイルスワクチン接種センターに確実な電源を提供

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2021/06/11

ドイツの新型コロナウイルスワクチン接種センター(Impfezentrum Münster)は、急な依頼でも納品、設置できる確実な電源を必要としていました。アトラスコプコはQAS 5 Stage V発電機2台とZenergiZeエネルギー貯蔵システムを提供し、予定通りのワクチン接種を実現しました。

計画が完了してから3週間後に、Impfzentrum Münsterワクチン接種センターの建設が始まりました。この施設では、急な依頼でも設置可能な、信頼性の高い電源が必要でした。このワクチン接種センターは病院と同様、あらゆる不測の事態に対応できるように余裕のある電力要件をもとに設計されました。この設計により、緊急時には常時中断のない電源が保証され、1日あたり最大2400人のワクチン接種という想定の作業負荷を、いかなる状況でも達成できます。  

ワクチン接種センターで稼働するエネルギー貯蔵システム

ZBP 45、エネルギー貯蔵システム

ワクチン接種センターに必要な高い信頼性と安全な電源を設置するために、アトラスコプコは、ドイツのカスタマセンターからごく短時間でQAS 5 450 kVA Stage V発電機2台とZenergiZe ZBP 45を納入しました。ソーシャルディスタンスや衛生に関するすべての規制を遵守しながら、設置はスムーズかつ予定通りに完了しました。 

アトラスコプコのQAS 5 450 kVA Stage V発電機の設置により、Impfzentrum Münsterワクチン接種センターは、高い信頼の電源を確保しながら、パフォーマンスの向上と排出ガスの削減を実現しました。これらの発電機は、ますます要求が厳しくなっている用途においても省エネ性能を向上するように設計されており、低いメンテナンス要件と長い稼働時間により、長期間の運用にも対応します。 

QAS 5シリーズは「プラグアンドプレイ」式で、すばやく電力を供給します。また、きわめて静音で運転するよう設計されており、ノイズレベルを85 dBAに抑えます。ワクチン接種センターは、QAS 5モデルのコンパクトなサイズによるメリットも享受しています。同クラスの他の発電機に比べて設置面積を20%も節約できるため、輸送や現場への設置も簡単です。頑丈なフレームを装備し、きわめて運搬性に優れているため、ワクチン接種センターの屋外に設置して屋内のスペースを最適化しました。

Impfzentrum Münsterワクチン接種センターに納入した設備には、バックアップ電源として使用するZenergiZe ZBP 45も含まれています。停電時には、アトラスコプコのリチウムイオンエネルギー貯蔵システムが、USVバッファリングにより発電機の連続運転を保証します。これらの汎用エネルギー貯蔵システムは、騒音に配慮が必要な環境の運転/安全規制に準拠しています。持続可能性を考慮して設計されたエネルギー貯蔵システムにより、燃料消費量と排出ガスを大幅に削減して、運転による環境影響を最小限に抑えることができます。 

ミュンスターのワクチン接種センター設立に貢献できたことをとても嬉しく思っています。現在の困難な状況にも関わらず、開始から完了までのプロセスはきわめてスムーズでした。どんな場合でも、このソリューションを推奨します。各製品は、最大の電力負荷でも安定して確実に性能を発揮します。さまざまな用途に対応するため、回路に柔軟に組み込む、固定回路と同期する、ツインパックとして単独で使用する、などの使い方が可能です。

Lars Tovar , Tovarグループマネージングディレクター

上記の設備に加えて、Tovar Mobile Energie GmbH & Co. KG社はあらゆる不測の事態に備えて、Impfzentrum Münsterワクチン接種センターのメンテナンスサービスと24時間対応の緊急サービスを提供しています。 

ワクチン接種センターで稼働するQAS 5ディーゼル発電機

QAS 5ディーゼル発電機

アトラスコプコがドイツの新型コロナウイルスワクチン接種センターに確実な電源を提供

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