PACE技術とHardHat®を併せて搭載した新型のXATS 138ポータブルコンプレッサ
アトラスコプコは、新型のXATS 138単軸ポータブルコンプレッサにPACE技術と定評あるHardHatポリエチレン製キャノピを搭載しました。工事事業者やレンタル機器の使用者にとって不可欠な耐久性と汎用性が融合した新しいデザインです。
XATS 138には、耐久性に優れた最新のHardHat設計が標準で採用されています。このキャノピは腐食に強く、軽量かつ耐亀裂性に優れています。高い汎用性を備え、ハンドヘルド油圧ブレーカ4台まで一度に駆動できるため、投資利益率の高い製品です。
コンプレッサの運転圧力を数秒で調整
XATS 138は直観的なPACE圧力調整システム搭載で柔軟性がさらに向上し、エアフローと圧力をそれぞれの用途ニーズに合わせて細かく調整できます。PACE(Pressure Adjusted through Cognitive Electronics)システム搭載で、運転圧力を直感的なXC2003コントローラから0.1 bar刻みで即座に調整できます。エルゴノミクスを考慮して配置された完全統合型コントローラで容易に診断でき、コンプレッサの利用状況を追跡して、サービス時期を知ることができます。新型コンプレッサはHardHatキャノピ搭載で、さらに耐久性が高まっています。キャノピが内部の重要部品を保護しているため、何年も連続使用してもきれいな外観で最高の性能を発揮します。そのためXATS 138は再販価値を高く維持でき、総所有コストの面でも優れています。
最高の性能を追求した設計
XATS 138ではサービス間隔が延び、コンプレッサは1000時間あるいは平均で2年に一回、エンジンは500時間あるいは平均で年一度の間隔です。さらに消耗部品もすべて長寿命なため、総運転コストを削減し、稼働時間が増えます。ねじ込み式フィルタとねじ込み式空気/オイルセパレータエレメントを採用しているため、すべての消耗品を数分で交換できます。XATS 138の本体構造も、Zincor、プライマ、粉体塗装の3層の耐腐食システムで保護されています。さらに、漏れのないフレームを標準で装備し、液体類をしっかりと収容します。
単軸で優れた操作性
軽量でコンパクトなコンプレッサは単軸に取り付けられているため、操作性が向上しています。コンパクトで、同等クラスのモデルと比べて牽引が容易です。XATS 138を動かすのは、クボタの4気筒Stage 3B排出ガス基準適合エンジンです。さらに、DOC-DPF後処理排気システムも装備しているため、排ガス基準順守でも追加コストがかかりません。運転パラメータは-20 ℃~+45 ℃です。本コンプレッサは、省エネ面でもクラス最高です。公称負荷では25%の省エネを達成します。公称有効運転圧力範囲は7~10.3 bar、流量5.5~7.0 m3/minです。
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