アトラスコプコは、S50スラッジポンプによりWEDA製品シリーズを拡大

WEDAのSシリーズは、厚く、柔らかく、湿った泥などの混合物用に設計されています。これらのポンプは、建設物の排水、工業用または精製用途に最適です。新しいS50モデルの技術仕様は、S30とS60のポンプの間に位置します。 最大流量は1450 l/minで、スラッジは最大比重 1400 kg/m3でポンピングされます。S50の定格出力4.8 kW、ソリッドハンドリングの大きさは最大50ミリで、S30、S60と同等です。

「WEDA S50はレンタル会社やゼネコンにとって理想的なポンプで、ポンプに何が入っているかを心配する必要はありません。従って、これらの渦流設計ポンプは、研磨剤および50ミリ（2インチ）までの固形物を取り扱うのに理想的です。S50によって、スラッジポンプの既存のシリーズはぴったりと補完され、Sファミリーの製品群は0.5、1、3、5および7.5 kWまで対応できるようになりました。」とアトラスコプコのパワーアンドフロー部門の製品マネジャーであるフリシケシュ・クルカルニ氏は説明します。スラッジポンプの製品群は、セメント工場、工業処理水、沈殿タンク、処理工場、建設現場などの幅広い用途をカバーしています。

WEDA S50には、回転制御、位相不良保護、各モータ巻線の熱スイッチ、16アンペアの移相器プラグなどの標準WEDA+機能が搭載されています。WEDA+ポンプにはすべて20メートルのケーブルが取り付けられており、ケーブル入口は補強され、高い耐漏水性が確保されています。

S50ポンプは、高い耐摩耗性がある高クロムのインペラとボリュートを搭載しています。アルミニウム合金も高い耐食性があります。これらすべての機能を組み合わせることで、過酷な環境下でも耐久性と信頼性を確保できます。軽量な素材は、取り扱いや輸送を容易にするという利点があります。このため、新型のS50を含めたスラッジシリーズは、建設および産業分野のレンタル用として魅力的な選択肢となります。

さらなる保護のために、ケーシングリブの設計は、乾燥運転の場合モータを外部から冷却し、S50に優れた乾燥運転能力を提供します。