燃料レベルセンサー装備で予期せぬ停止を防止

2018/03/30

アトラスコプコレンタルヨーロッパは燃料タンクに燃料レベルセンサーを取り付け、燃料不足による予期せぬ停止を防ぐ機能をお客様に提供しています。このセンサーによりタンク内の絶対圧力を測定し、あらかじめ設定したレベルに達すると、管理者とエンドユーザーに警告を送信します。このテレメトリシステムは、突然の停止を防ぐだけでなく、コストを削減し、持続可能性を改善します。  

タンク内の燃料不足により設備が予期せず停止することがありますが、機械内に残っている燃料量を追跡するのは簡単ではありません。そのため、アトラスコプコレンタルヨーロッパは、燃料レベルセンサーNetris®2を燃料タンクに取り付け、データをリモートで測定・収集してクラウドに送信できるようにしました。エンドユーザーとアトラスコプコレンタルヨーロッパの管理者は、ウェブポータルのOil Link™にアクセスして、全データを表示、分析、エクスポートすることができます。ポータルには、燃料消費量の概要が表示され、ユーザー側であらかじめ設定したレベルに到達するとアラームで通知するように設定できます。センサーとウェブプラットフォームを組み合わせることで、データをいつでも、どこでも利用できるようになります。これにより、突然の停止を防ぐだけでなく、輸送コストを削減し、持続可能性を改善することができます。
  • 計器を確認するための出張が減るため、輸送に伴うCO2排出を削減
  • 燃料補給計画を最適化
  • お客様の消費状況を詳細に視覚化

燃料レベルセンサー:データから最適化されたソリューションへ

燃料タンクに燃料レベルセンサーを取り付け

1. アンテナ、2. Netris®2、3. センサー

アトラスコプコレンタルヨーロッパでは、すでに15個の燃料タンクにセンサーを取り付けており、今後数ヵ月でさらに多くのタンクに取り付けていく予定です。エンジニアはAD blue 1000 l、IBC 3000 l、FT 5500 l、FT 8700 lの4種類の燃料タンクにテレメトリシステムを取り付けています。センサーにより、タンク底の絶対圧力(大気圧と燃料の高さによる液体圧力で構成されます)を測定します。エンドユーザーとアトラスコプコレンタルヨーロッパの管理者はウェブプラットフォームにアクセスして、データをすぐに利用することができます。

詳細については、以下の担当者にお問い合わせください。

アトラスコプコは、持続可能な生産ソリューションを実現する世界有数の企業です。当社グループは革新的なコンプレッサ、真空ソリューションと空気処理システム、土木鉱山機械、電動ツールと設備用システムをお客様にお届けしています。アトラスコプコは製品やサービスを開発する際に、生産性、エネルギー効率、安全性、人間工学を重視しています。当社は1873年に設立され、本拠地はスウェーデンのストックホルムにあり、世界180ヵ国以上に展開しています。2017年度のアトラスコプコの収益は1160億スウェーデンクローネ(120億ユーロ)、従業員数は約47000名です。詳細については、www.atlascopcogroup.comをご覧ください。 スペシャリティレンタルは、アトラスコプコのパワーテクニーク事業エリアの一部門です。世界中のあらゆる産業分野のお客様に、エア、電源、フロー、蒸気、窒素のレンタルソリューションを提供しています。スペシャリティレンタルサービスは複数のブランド名で提供されており、事業部門の本部はベルギーにあります。