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アトラスコプコのポータブルエアコンプレッサ、インドネシアの採掘プロジェクトを後押し

2024/08/12

インドネシアの東カリマンタンにあるこの炭鉱の強烈な湿度、容赦ないモンスーン、高熱の中を移動するアトラスコプコXAHS 38ポータブルエアコンプレッサ19台は、野心的な採掘プロジェクトの中核を成しています。

アトラスコプコXAHS 38ポータブルエアコンプレッサは、インドネシアの東カリマンタンの採炭現場で大型トラックのタイヤに空気を充填し、過酷な条件での耐久性と性能を披露しています。

アトラスコプコXAHS 38ポータブルエアコンプレッサ、インドネシアの東カリマンタンにある採炭現場で大型トラックのタイヤ空気充填に動力を供給

 

インドネシアの東カリマンタンの炭鉱地域の険しい地形において、アトラスコプコのポータブルエアコンプレッサは、過酷な採炭に動力を供給しています。この炭鉱では、厳しい状況下で年間約2700万トンの石炭を生産し、中国、インド、韓国などに輸出しています。粉じん、仮借ない降雨、常に高い湿度などが特徴の強烈な熱帯条件の中で稼働している19台のアトラスコプコXAHS 38ユニットは、そのレジリエンスと適応性を実証しつづけています。

XAHS 38ポータブルエアコンプレッサは、採掘現場の不毛の風景を走行する大型トラックのタイヤの空気圧充填にとって不可欠です。このコンプレッサは、極めて過酷な条件にも耐える能力のゆえに、このプロジェクトのために特に選ばれました。また、軽量コンパクトなポータブルエアコンプレッサは、現場チームが必要とするときにいつでも簡単に移動できます。

このコンプレッサの採炭現場でのタイヤ空気圧のための使用は、作業効率の維持、車両安全性の確保、およびタイヤ関連の問題による休止時間の最小化に不可欠です。

 

熱帯の試練で実力を発揮

インドネシアの採炭現場に配置された19台のアトラスコプコXAHS 38ポータブルエアコンプレッサのうちの1台が、タイヤの空気充填などの作業に動力を供給
東カリマンタンは、雨期の豪雨が洪水や浸水を生じるなどの厳しい気候で有名です。30°C (86°F)に達する高温高湿環境は、機械の耐久性と従業員の効率に大きな課題となります。地面は、しばしば泥に埋もれ、滑りやすく、重機械の運転を困難にします。

アトラスコプコの軽量で堅牢なXAHS 38ポータブルコンプレッサは、このような厳しい条件でも確実に動作するように設計されています。供給圧力7 bar、動作温度-20~+50°C(-4~122°F)までの適応力、高レベルの防塵性、耐食性材料を備えるこのコンプレッサは、連続操業の維持に必要なレジリエンスと動力を提供し、効率的で安全な採掘作業をサポートします。

採炭現場では、粉塵や大雨が、安全性と操業の継続性に対して絶え間ない脅威となります。このポータブルエアコンプレッサは、こうした条件にもかかわらず、最大限のアップタイムで動作しており、耐久性と持続的な運転のために設計されていることを実証しています。XAHS 38モデルは、軽く耐食性があるだけでなく、極めて耐久性が高いHardHat PE(ポリエチレン)キャノピーを備えており、過酷なオンサイトの気象条件に理想的です。

この採炭事業は2025年3月に完了する予定です。これで、インドネシアの鉱業業界の重要な一章に終わりが告げられますが、その間、世界で最も要求の厳しい産業環境の1つである環境面の課題を克服するための、アトラスコプコの高信頼性ソリューションの重要な役割を実際に示す場となってきました。

アトラスコプコXAHS 38ポータブルエアコンプレッサ、インドネシアの採炭現場で採掘用トラックのタイヤの空気充填に使用され、過酷条件下での信頼性を実証

インドネシアの炭鉱現場で採掘用トラックのタイヤ空気圧をサポートする19台のアトラスコプコポータブルエアコンプレッサ(XAHS 38)の1台