アトラスコプコレンタルヨーロッパ、高圧コンプレッサに投資

2017/11/07

ベルギー、ブーム:アトラスコプコレンタルヨーロッパがアトラスコプコY35 DrillAir 20基を加えて、保有機器を拡大しました。このコンパクトで効率に優れた、高圧のディーゼル駆動スクリュコンプレッサは、最高35 barの圧力を発揮します。同コンプレッサは、最も厳しいヨーロッパ排出ガス基準Stage IVに準拠して設計されています。この多目的型機が加わったことにより、アトラスコプコレンタルヨーロッパはレンタル機器の拡大で大きく前進し、より高い圧力と流量を低コストで求めるお客様の高まる需要に応えています。

最新のY35導入により、アトラスコプコレンタルヨーロッパは幅広い運転圧力範囲に対応するコンプレッサ機器で保有機器を増強します。Extended Pressure Range(XPR)技術の採用により、15~35 barの範囲で圧力を設定できるため、これらのオールラウンド機器は固い土壌や岩盤の基礎掘削などヘビーデューティ作業に最適です。

最もクリーンな最新技術

効率的なStage IV適合エンジンを搭載しているこれらのコンプレッサは、有害ガス排出削減にも貢献します。Stage IV適合エンジンは、従来モデル比で粒子状物質レベルを50~96%削減します。しかも低燃費です。こうした利点を実現するため、排気後処理システムで燃料にAdBlue®を添加する必要があります。アトラスコプコレンタルは、お客様の装置が稼働し続けるよう、燃料とAdBlue®両方の取り扱いを支援します。

環境にやさしいソリューションを掘削業界に提供

「基礎掘削、地熱井掘削、水井戸掘削にはますます厳しくなる規制と基準が課せられているため、関係企業はその対応に苦慮しています。この観点から、当社は初期投資をかけずに、最新機器を導入するメリットを提供します」と、アトラスコプコレンタルヨーロッパのマーケティングマネジャーのインゲ・クラニンクスは説明します。「Y35 DrillAirは、15~35 barの圧力を必要とする掘削プロジェクトや他のプロジェクトに理想的です。」

将来はもっと多くの用途に対応

「この新たに加わったY35コンプレッサの一部は、洋上用途に対応します。これは、高い成長が見込まれる重要な業界です。2018年には、当社は2段で200 barの運転圧力を達成するブースターを発売する予定です。これにより、Y35は圧力試験、排水、乾燥、窒素洗浄などのパイプラインのプレコミッショニングに対応する省スペースソリューションとなります」と、クラニンクスは説明を続けます。

詳細については、以下の担当者にお問い合わせください。

アトラスコプコは、サステイナブルな生産性ソリューションを実現する世界有数の企業です。当社グループでは革新的なコンプレッサ、真空ソリューションと空気処理システム、土木鉱山機械、電動ツールと設備用システムをお客様にお届けしています。アトラスコプコでは製品やサービスを開発する際に、生産性、エネルギー効率、安全性、人間工学を重視しています。当社は1873年に設立され、本拠地はスウェーデンのストックホルムにあり、世界180か国以上に展開しています。2016年のアトラスコプコの総売上は1,010億スウェーデンクローネ(110億ユーロ)、従業員数は約45,000名です。詳細については、www.atlascopcogroup.comをご覧ください。スペシャルティレンタルは、アトラスコプコの電力技術事業エリアの一部門です。世界各地のあらゆる産業分野のお客様に、エア、電源、フロー、蒸気、窒素のレンタルソリューションを提供しています。特殊製品レンタルサービスは、複数のブランド名で提供されます。部門本部はベルギーにあります。詳細については、www.atlascopcorental.comをご覧ください。